Roland JD-800

Roland JD-800

自分のイメージを作りやすい優等生(仮)

小室哲哉氏もピアノの音など使い倒していたこのシンセです。
見た目の派手さやも色合いではJupiter8には負けますが、音づくりのやり方などは相当やりやすいシンセです。
見た目ではなく、設計思想がカッコいいシンセだと思います。
1VCO1VCF1VCAで3EGの独立したシンセが4系統で1つのVOICEを形成しているで、1つの音を作るのに4つの要素に分解して考えて作るというのがわかりやすく、複雑な音も1台で作れるシンセです。
デジタルエフェクターもてんこ盛りで、ディストーション、エンハンサー、スペクトラム、フェーザー、フランジャー、ディレイ、リバーブ、イコライザー、などなど装備しています。
PCM音源で本来のシンセサイザーとしてのアクの強さはないので、すこし最近ご無沙汰でしたが、久しぶりに触ると自分のイメージを作りやすい優等生です。

メーカー:Roland(日本)
機種名:JD-800
製作年:1991
音源:24音、digital
機能:
鍵盤:61鍵、velo,aftertouch
インターフェイス:midi
寸法(mm) :W1 x D420 x H108
重量:15kg